なので今日は英語学習についての記事を書きたいと思います、夫のだけど。
(なんだそりゃー。興味の無い人はスルーください・・・。)
もともと、英語にも海外にも、まるで興味の無かった夫。
英語は、大学受験時には人一倍勉強した自負はあるけれど、だからと言って「外国で英語を使った仕事がしたい!」、という考えとは対極にいるような人でした。
しかし、語学や海外への思いがある無しに関わらず、夫の日本の会社は、「TOEIC600点を越さない限り毎年受け続けなければいけない」、という掟があるのであります。(みなさんの会社にも似たような掟あります?)
入社以来あと数点で600点、というところをさまよっていた夫は毎年受けさせられ、それがとっても煩わしかったらしい。
一度600点を越してしまえば一生免除なので(それもどうかと思うけれど・・・)、今度こそ600点越えをしてやる!と息巻き、おととしの6月から、とある英語学習機関の「TOEIC対策 1年間コース」に通い始めました。
その結果がかわれてアトランタ駐在が決まったのね、と考えると話がきれいにまとまるのですが、実はそういうわけでは全然無く、それどころかその少し前まで中国の駐在話があり、会社から中国語を勉強させられていたぐらいなのです。(私も浮かれて中国語勉強していました・・・)
アトランタ駐在が本決まりになったその年の9月には、まだTOEICも受け直しておらず、会社に登録されている得点は600点未満のままだったので、英語力が買われての駐在決定、というわけではありませんでした。
でもそういう方、多いですよね。
「海外でも、仕事で出しちゃえば本人は必死になってやらざるを得ないから、語学なんてすぐ使えるようになる。ならなきゃ駄目。」とよく会社の上の方々が言うのを耳にするし。

駐在決定に伴い会社主催の「早朝英語教育」が始まり、毎朝のその教育に加え週末も学校と、本人も期せずしてえらいことになってました。

でもその甲斐あって、赴任直前に受けたTOEICでは、得点を200点近く伸ばすことができ、本人もほっとしてました。(辛うじて抜かされずに済んだ・・・。でも今受けたら確実に負ける。)
嫌でも嫌いでも、仕事の為となると頑張り、成果を出すさまを、大変だなぁ、とも、えらいなぁ、とも思いながらただ眺めていた私。(←おい)


極端な話、英語を話せなくても話さなくても、日々はそれなりに過ぎていく。話せるに越したことはないけれど、でもできないからと言って夫のように大きな問題にはならない。
だからこそ、上達するにはかなりの意志が必要で・・・。
私の場合は時間がたっぷりあるので、上達しないことへの言い訳の道はないのだけど、めきめきと上達している夫と比べ何が足りないかと言えば、ずばり、
「必死さがない」の一言に尽きるのだろうな。
ゆうべテレビで「Back to the future U」をふたりで観ていて、私は聞き取れないのに夫だけ笑っている、ということが何度かありました。
ちっ、面白くないのぅ、と思いつつ、会社で日頃米人と格闘している成果なのだな、と心の中で密かに労をねぎらいました。(密かにじゃ意味ない?)
みなさんの旦那様は希望されての赴任か、わが夫のように期せずしての赴任か分かりませんが、どちらにしても異国で働くということは大変ですよね。
言葉の壁はもちろんのこと、文化の違いに疲れることも泣かされることも、たくさんあると思います。聞いているだけで腹が立つことも多いし(笑)。
ほんとに大変ね・・・と思いつつ、家事をする以外私にできることも特に無さそうなので、妻が毎日楽しく過ごしているとうれしいかな、と思い、せっせと実行している毎日なのであります。

お粗末なしめ方・・・。